『「これからのアジャイラーはジャグリング」と君が言ったから十二月十九日はジャグリング記念日』
ジャグリングの練習を始めてから今日で3年。
ジャグリングはアジャツール (=アジャイルなツール、アジャイルな人が使うツール) だ。
オブジェクト倶楽部 懸田 剛氏の記事にそう書いてある。
ジャグリングは脳のエキササイズだ。
ジャグリングで「技をマスターする」というのは、「自分の何時もの脳の使い方と違う新たな使い方を覚える」ことだ。
脳内に新たな回路を形成することとも云える。
例えば、3ボール カスケードという技がある。
もっとも基本的なジャグリングの技だ。
ちなみに、初めてこれに挑戦したのが、丁度三年前の今日ということになる。
やるべきことは単純だ。右手と左手で交互にボールを投げ合うだけだ。
「3ボール カスケードの手順」
- ボールを右手に二つ、左手に一つ持つ
- 右手から左手に一つめのボールを投げる
- 左手から右手にボールを投げる
- 右手から左手に二つ目のボールを投げる
- 左手でボールを受けて右手に投げる
- 右手でボールを受けて左手に投げる
ところが最初はこれができない。手をそんな風に動かす回路が脳の中にないのだ。
最初は一個のボールを、右から左へ、左から右へ。
ボールを二個にして、右から左へ、左から右へ。
※ 参考: Perceptual
Motion ― Cascade
何百回と繰り返し、徐々に回路が繋がっていく。
続ける内に、やげて出来るようになる。
脳に「カスケード回路」が完成したのだ。
いくら上記「3ボール カスケードの手順」を繰り返し読んでも、暗記しても、それだけでは、けして出来るようにはならない。
「脳のその部分」を実際に繰り返し使うことでしか、マスターできない。
実践とフィードバック。それのみが、上達の手段。
アジャツールたる所以である。
- 現在の技のレパートリー
- 3 Balls
- 4 Balls
- 4-Columns
- 4 Ball Fountain (Sync)
- 4 Ball Fountain (Async)
- 特に練習中の技
- Mill's Mess
- Box
- 3-Ball Chase
- Penguin